変形性股関節症
変形性股関節症とは?
「歩くと足の付け根がズキッと痛む。」
「階段の上り下りがつらい。」
「靴下を履くのも一苦労。」
このような症状がある方は、変形性股関節症の可能性があります。
股関節のクッションである関節軟骨がすり減り、関節に炎症や変形が起きる疾患です。
女性に多く、先天性股関節脱臼・臼蓋形成不全の既往がある方にも多く見られます。
放置すると軟骨がさらにすり減り、歩行困難や手術が必要になるケースも。
当院では、保存療法(手術をしない治療)を軸に、身体の使い方から根本的な改善を目指します。
こんな症状は要注意!
✅足の付け根・太もも・お尻が痛む
✅歩き始めや立ち上がりで痛みが強い
✅長く歩くと疲れやすく、股関節がだるくなる
✅足の動きが悪くなり、靴下を履いたり正座が難しい
✅O脚・骨盤のズレ・足の長さが違う気がする
✅将来「手術」と言われて不安がある
原因と悪化要因
- 先天性の股関節の形の異常(臼蓋形成不全)
- 加齢や体重の増加
- 筋力不足(特に中殿筋・腸腰筋など)
- 骨盤のゆがみや不良姿勢
- 歩き方や立ち方のクセ
- 下肢全体のバランス不良(膝・足首との連動)
変形は徐々に進行しますが、早期ケアと適切な運動で進行を遅らせることが可能です。
当院で行う施術の特徴
【1】全身バランス評価からスタート
→股関節の可動域・筋力・姿勢を細かくチェック
→骨盤・膝・足首の連動や、歩行時のクセも確認します。
【2】股関節周辺の負担軽減と炎症ケア
→痛みが強い時期は負担を減らす施術+炎症緩和(アイシング・電気治療)
→ソフトな手技で筋膜・関節を緩めます。
【3】骨盤・体幹の調整と筋力サポート
→股関節に関わる骨盤・背骨・膝のバランスを調整
→内転筋・腸腰筋・殿筋など、股関節を守る筋肉をやさしく鍛える。
【4】日常動作・歩行指導・セルフケアサポート
→間違った歩き方や体重のかけ方を見直し
→ご自宅でできる股関節にやさしいストレッチ・運動指導付き
よくあるご質問
Q. 病院では「様子を見るか、手術しかない」と言われました。
A. 多くの方がそう言われますが、整骨院では“手術以外の選択肢”として保存療法を行っています。症状の進行を止め、痛みの出にくい身体づくりをサポートします!
Q. 股関節だけでなく、腰や膝も痛いのですが?
A. 股関節の問題は周囲の関節にも連鎖的に負担をかけます。当院では、全身を整えることで股関節への負荷を軽減する施術を行っています。
Q. 将来、人工関節になるのが心配です。
A. 適切なケアを行えば、人工関節を回避できる可能性もあります。まずは今の状態を把握し、進行を食い止めることが大切です。
あなたの股関節を、これ以上悪化させないために。
「年のせいだから…」と諦める前に、少しでも早くケアを始めることが重要です。
整骨院では、手術に頼らずにできることがたくさんあります。
あなたの体に合ったケアで、痛みなく動ける毎日へ。
股関節の不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。